PS4「Fallout4」ぼくが入れてる47個のオススメMOD全部詳しく紹介します 後編

はじめに 

この記事は「PS4「Fallout4」ぼくが入れてる47個のオススメMOD全部詳しく紹介します 前編」の続きです。PS4版Fallout4のMODの解説をしていますが、ロードオーダー順に紹介しているという都合上、参考にされる方は前編から読んで頂くことをオススメします。

 MODの紹介 ロードオーダー順 後編

銃声や効果音、環境音などの響き方やサラウンド感を変更してより臨場感を高める……かどうかは人によると思いますが、ゲーム内のオプションで気軽に効果をオンオフできるので試してみるのもいいでしょう。屋外での銃声がしつこいくらい「パアアァァァァァァン……」って響くようになるのが、なんとなく昔の西部劇チックで好きです。

 雲間から差す光やレンズフレア等、効果の割りに動作を重たくしがちなエフェクトをカットするMODです。このMOD単品を抜き差しして厳密に検証したわけじゃないですが、お守りとして。

ゲーム画面の色合いや明るさを変更します。上のMODと同じような機能もあるので適宜オンオフ推奨です。色合いに関しては、コントラストが上がったり等好みの問題ですが、注目すべきなのは夜の暗さ。今まで暗視スコープなんてほとんど必要ないどころか、昼間見えづらくなるだけの産廃だと思っていた節もありますが、その評価が逆転。暗いのをあえて楽しむこともできるし、「明日また出直すか!」と寝たりとプレイに深みを与えてくれます。ただいくら暗くても敵にはこっちが普通に見えてるはずなので相対的に難しくはなりますね。それと、外の明るさには影響されないはずの室内も暗くなりますが、製作者さんは照明にも手を加えたと明記してるので意図した仕様でしょう。外でどこから撃たれてるかわからない恐怖と、中で真っ暗なトイレに頼りないPipboyの明かりだけで踏み込む恐怖というものが生まれました。まあ大抵小ネタ(プランジャーに頼りがち)とかがあるだけですけど。Pipboy光の前面投射MODとの相性がよさそうです。僕は建築時の利便性を考えて泣く泣く却下しましたが。上記USOのMODの影響で建築メニューを開くのに時間がかかるようになったのが億劫で、夜になっても朝まで待機とかせずに無理矢理Pipboy光だけで建築を続けることが多いんですよね。

川など動きのある水は透明に、湖やタンクなど停滞した水は濁るようにするMOD。一律で濁ってたMODなし状態と比べてどちらが科学的に正しいのかわかりませんが、サンクチュアリの川が綺麗になるだけで入れる価値アリってもんよ。

西暦20XX年、隕石の衝突により月の軌道が崩れ地球は大規模な地殻変動を……みたいな気分にさせる、月の大きさ変更MOD。各種倍率あります。スカイリム気分にどうぞ。個人的には10倍にしたいところですがさすがにそこまでいくとテクスチャのアラが気になってくるので5倍で。

ゲーム内の炎や照明のエフェクトをリアルにするMOD。ちらついたり音を加えたり。このMODが出るまでは蝋燭の火も焚き火の火も同じ明るさだったらしいですが、特に違和感を感じてなかった自分の感覚に絶望。きっと僕のPerseptionは1です。

天候を常に晴天にするMOD。その他各天候あります。放射能嵐は少なくとも難易度ノーマルでは攻略上困るほど実害はない癖に死ぬほど鬱陶しいのでサヨナラ。雨の雰囲気は普通に捨てがたいですが、建築中はその雰囲気の差が晴天を想定して建築してるとちょっと困るのでやっぱ晴天オンリーで、となります。天候変更弾は面倒ですしいっそのこと。

各拠点に、基本素材が60000個ずつ入った箱を追加。素材系チートMODは沢山あると思いますが、前述のCheat Roomなどは、困ったことに一律65535個で箱に入ってるんですよね。このゲームでは1つのアイテムが手持ちや同じ箱の中で65536個以上になるとオーバーフローと言って、要はバグった状態になるので60000個で留めておいてくれてるこのMODは気の利いたイケメンなんです。インターフェイス的にいちいち60000個ずつ取り出すのは骨ですからね。各種拠点まで持ち運ばなくていいのもメリット。

そういえばこれ使ってて気づいたんですが、これだけの大量の素材をワークショップに入れておくと、襲撃のほとんどがそこに集中するようになりました。一番防衛力の高い拠点であるにも関わらず、です。ワークショップ以外の他の箱に入れてる素材は襲撃先の選定に関与しないみたいで。ちなみに防衛失敗するとワークショップ内の素材をかなり持ってかれます。なので囮用の拠点だけは素材をワークショップに入れておき、その他は建築しないときはその都度別の箱に入れなおすようにすれば襲撃先の操作がある程度できます。

建築モードで、本来できないはずのオブジェクトを解体できるようになるMOD。個人的に「The MOD」の称号を与えています。僕は入れてませんが各種DLC用アリ。拠点に初期配置以外の、例えば襲撃者の死体などはこのMODでは解体できませんが、実は裏技があります。(同じ製作者さんが作った死体処理専用のMODもありますが、MOD数制限もあるので一応。あえて機能を統合しない理由は、安易にフラグ持ちNPCを解体できないようにですかね。実は入植者以外なら生きてても解体できるみたいなので)

まずアシッドソーカーという銃を手に入れます。本来DLCエリアで手に入れるものですが、ここはひとまずゲームバランス的楽しみはおいといてチートMODでサクッと手に入れましょう。そして死体を撃ちます。すると死体が溶けてゲル状の物体になります(マイアラーククイーンに溶かされたときと同じエフェクト)そうなるとこのMODで解体できるようになります。解体後は地面に酸の染みが残りますが、おそらく弾痕等と同じ処理みたいで、再起動や時間経過で確実に消えるのでご心配なく。

 

「オレから見ると死体もゲルも同じ、動かないただの塊なのだが。"STS"の製作者さんにとっては違うらしい。死体は消せず、ゲルは消せる」「カシャン」

by クロロ・ルシルフル

Clean & Smoothシリーズは、各拠点をいわゆる「スッキリ」させるMODです。前述のSTSじゃ消せないけど鬱陶しい建物などを消したり。多分殆どの拠点を網羅してます。

僕がこの2拠点を導入してるのは、やはり毎回建築してる場所だからですね。サンクチュアリはクインシーから”英雄”に引き連れて来られた生き残りが復興した村で、キャッスル奪還までのミニッツメンの拠点となる、みたいなバックボーンが熱い王道拠点。なので是非手を入れたいのに元々ある建物のせいで建築の幅が狭まる問題があります。センスのある人はそのあたりうまくやってますが。スターライトドライブインはダイアモンドシティに比肩するほどの一大都市ということにしたいので、少しでも建築面積が欲しくてですね。中央の池も拠点の味付けとしては捨てがたいんですけどねえ。

建築時に伸ばせる電線の長さを無限にするMOD。便利ですねえ。そういえばPC版の同様のMODでは伸ばしすぎると動作が重くなる、みたいな記述を読んだことがあるんですが、少なくともこのMODでは、見てておかしくないレベルの長さであれば不具合はないようです。

電力の供給範囲を広げ、建築時の容量制限を取っ払うMOD。供給範囲に関しては上で紹介した、タレットの電力不要化MODである[PS4] Crimsomrider's Convenient Power And Electricityにもありますが、こちらの方が範囲は広いです。さて、問題は容量制限ですね。元々容量制限はFPSを保つため、つまりは画面がカクカクになるほどPS4を働かせないようにして本体を守る為にあると思うんですが、まあちょっとオーバーしたくらいじゃ大丈夫だと思いますし、「縮まったかもしれない寿命の心配あるいは買い替え費用 < 建築の楽しさ」と考えるなら無制限にしても問題ないですよ。PS4が落ちるようなガックガクになるレベルまで建築するのは、そもそも寿命以前にまともに建築できないわけだから普通はそこまでやらないし。

一部の拠点の、建築可能オブジェクトの制限をはずすMODです。具体的にはえーと、ダイアモンドシティの自宅とボストン空港、それとDLCのAutmatronで手に入れる拠点ですね。自宅はともかくボストン空港などは入植者を呼べるのに農業はできない仕様でしたからね。元々は土がないからそれも納得いきましたが今はアップデートで土なしでも農業できる方法がありますし。まあ農業はともかく、製作者があえて制限してた以上何かしらの理由があったんでしょうが、今のところ僕もダイヤモンドシティの自宅に本来制限されてたものをガンガン置いてますが、大丈夫です。ていうか製作者の意図を裏切るものこそが自己責任のMOD文化っちゅうやつだったわ。このゲームのMOD頼りっぷりはそういうことをついつい忘れさせてくれますね。

 武器や防具の改造で素材を消費しなくなるのと、改造の際に必要なPERKの制限がなくなります。素材はともかくPERK制限に関してはどう見てもチートなんですが、僕は律儀に改造PERKも取り、そのPERKランクの時点で改造できるところまで、と自分で縛りながら使ってます。では何のためかというと、入植者に配る装備の為ですね。理想は入植者にも段階的に改造した武器を配るべきなんですが、何せ人数が多くて現実的ではないので最初からこのMODで最高まで改造した装備を渡してます。なあに、ゲームバランスに大した影響はありませんよ。そもそも序中盤に来る襲撃者なんて、入植者がいようがいまいが撃退できるものしか来ないですからね。あるいは将軍は高みの見物で、強化された入植者達が自力で撃退するのも見るのも楽しいですし。

ケミストリーステーションで、ほとんど全てのアイテムをノーコストで作れるようになるMODです。これも上のと同じく基本的には自分の装備のためではなく入植者の装備のバリエーションの為など、縛りを入れつつ使ってます。まあCheat Roomでも代用できますが、どこにいてもケミストリーステーションにアクセスすればいいだけなので便利さはこちらの方が上。

下はDLC版のパッチなのでGOTY版はどちらも入れましょう。お待ちかね、ルックスにこだわるオシャレなプレイヤーにはマストなMODです。うわ言い方うぜえ。先ほど紹介したFreeMakerとは違い、素材コストやPERK要求ありでほとんどの防具を製作できるようになるという、ゲームバランスに配慮したMODです。ですがこのMODの目玉はここではなく、多くの装備の色や質感を変更できるようになることです。PS4のMOD制限がある中どうにか装備にバリエーションを持たすために他のオブジェクトからテクスチャを無理矢理持ってきた苦肉の作で出来たものなので、そりゃあ完璧な変更ではありませんが、PS4ではとても有難いMODです。それとこのゲーム、上にコンバットアーマー等の鎧を重ね着できる服とできない服がありますが、このMODなら全服ての服が重ね着可能です。もちろん元々未対応の防具は干渉したりはしますが干渉すらもコーデの一部として取り入れるのもアリ。例えばコロニアルダスター(プレストン・ガービーの服)にコンバットアーマーを重ねると、干渉のおかげでうまい具合にミニッツメン将軍の服のようにインナーアーマースタイルを実現できます。それと、重ね着もできない上に、MODなしでは強化できずに実用的じゃなかったコロニアルダスター(プレストン・ガービーの服)(二回目)等の防具も改造できるようになります。これはチートMODというよりは、全ての見た目の防具を実用レベルに引き上げるというオシャレ用MODですね。特に触れてませんでしたが、僕が紹介したMODの多くがこれと同じANDREWCXさんという方の製作なんですよね。感謝。

ちなみに装備の色変更だけではなく、没アイテムや、既存の装備の一部を透明化してまったく別の装備のようにしたオリジナルアイテムも製作できるようになります。Cheat Roomの紹介で触れたケイトの弾帯(Bandolier)はガンマン気分に浸るのに最高のアイテムですし、バックパックつきのコート装備のコート部分を透明化することで作られたバックパックなんかは、全プレイヤー待望の装備と言っても過言ではないと思います。このゲームに限った話じゃないですが、冒険者は荷物どうしてんの?というのは永遠の議論の的でしたからね。他にもフード的な装備の一部を透明化して作られたWrap scarfというネックウォーマーみたいなのもあります。多分日本人プレイヤーの多くは製作者の想定よりも顎が小さめの、キャラエディット画面で言うと「顔・下部」なんかは最小にしたような小顔に作りがちで、装備によっでは首元がなんとなくスカスカで寂しくなると思います。そんなときにはWrap Scarf。正式装備じゃないので衣服との干渉とかありますが、ちょうどいい具合に隠してくれます。それにこういう顔の隠し方はヒーローの基本。個人的にはこれら3つのアイテムだけでFallout4の格が一段上がりました。その装備の為にもう一周おかわりしたくらいに。ほんとに没入感って大事なんですね。イマージョンイマーシブロアフレンドリー!

って、装備3つでこれだけ喜んでたらPC版の人々に見下されそうです。だが家庭用機で満足してる俺だけを笑うのはいいが、そんな俺たちの為にMODを作ってくれてる人を笑うのは許さねえからな、表出ろよ。

上記MODの言わば武器版。上はDLC用。このMODは注意が必要で、一番最初に紹介したArmor And Weapon Keywords Community Resource (AWKCR) (PS4: All DLC)というMODがないと動作しません。また、製作者さんの説明によるとGOTY版のように全DLCが揃ってる場合は上のComplete Editionだけしか導入しなくていいみたいなんですが、どうもそれだと武器名がおかしくなるなどの不具合があります。そこで本編用のBase Gameを下に入れておくと何故か解決するんですよね。今はアップデートで治ったのかもしれませんが、こういう複雑そうなMODは今が安定してるなら下手にいじらない方が無難ということで。

このMODは防具のときとは違ってちょっとだけ別の手順を踏んで、武器の改造要素を大幅に増やすことができます。具体的に言うと、このゲームの銃の部品は本体、中身、銃身、グリップ、スコープ、マガジンなどに分かれていて、本来パイプピストルの本体にはパイプピストル用の中身や銃身しか取り付けられないところ、銃身だけ巨大なミサイルランチャー、といったトンデモ改造ができるようになります。もちろん想定された仕様じゃないので、ほとんどの組み合わせで宙に浮いた銃身、といった超次元的改造になります。ちょうどいい組み合わせを見つけられれば見た目はハンドガン、中身は核兵器!しかも連射可能!みたいなことができます。

正直言って出来上がるのはほぼ出オチ感のある武器ばかりで飽きてしまうのも否めず、銃としての性能もおかしくなるので僕はさほど使ってません。証拠に「このMODを使うための別の手順」とやらを説明せずに曖昧な言い方してる辺り、「コイツもう使い方忘れてんな?」みたいなのがバレバレですよね。手順を解説されてるサイトさんは沢山あると思いますのでどうぞ。せめてもの罪滅ぼしにGoogleのリンクをはっておきますね。

https://www.google.co.jp/

でも、一度は入れて魔改造してみるのは本心からオススメします。

おわりに

以上!ぼくが入れてるオススメMODでした。長くてすみませんが頑張って書きました。

一応世に出てるMODは一通り見て好みのものは入れてるつもりですが、これら紹介したものの上位互換的なMODなどもあると思います。そういうのがあったらよければコメントで教えてください。ちなみにこの記事を書いてる今、当ブログのコメント数は安定のゼロです。永遠のゼロになりませんように……っていううまいこと言ったつもりのドヤ顔感にイラッときてコメントする気も失せるの、よくわかります。